沖縄でダイビングするならAOWは必要?OWDで潜れるポイントとの違いを解説
沖縄でダイビング旅行を計画している方から、よく聞かれる質問があります。
「オープンウォーターダイバー(OWD)だけでも沖縄を楽しめますか?」
「AOWを持っていないと慶良間には行けませんか?」
「万座のドリームホールに潜るにはAOWが必要?」
「沖縄に行く前にアドバンスを取った方がいいですか?」
結論から言うと、
沖縄でダイビングを楽しむために、必ずAOWが必要なわけではありません。
OWDでも慶良間諸島をはじめ、多くのポイントで十分に沖縄の海を楽しむことができます。
一方で、深度のあるポイントやドリフトダイビング、万座のドリームホールなど、AOW以上の認定や十分な経験があることで選択肢が大きく広がるポイントもあります。
今回は、OWDとAOWで沖縄のダイビングがどう変わるのかを、現地ガイドの目線から解説します。
OWDでも沖縄でダイビングできる?
もちろんできます。
PADI Open Water Diverの場合、トレーニングで設定される最大深度は18mです。
沖縄には18m以内でも楽しめるポイントがたくさんあります。
特に慶良間諸島には40以上のダイビングポイントがあり、穏やかなサンゴ礁、白い砂地、ウミガメが現れるポイントなど、OWDでも楽しめる場所が多数あります。
「OWDだから沖縄ではあまり潜れない」ということはありません。
むしろ、初めて沖縄で潜る方には慶良間をおすすめすることも多いです。



慶良間はOWDでも楽しめる?
はい。
慶良間諸島は、OWDから経験豊富なダイバーまで幅広く楽しめるエリアです。
その日の風向き、波、潮、透明度、参加者の経験レベルに合わせてポイントを選択できることが大きなメリットです。
OWDや経験の少ないダイバーの場合は、穏やかなポイントやアンカリングされたボートから潜ることもできます。
一方、経験豊富なダイバーの場合は、海況が許せば外洋ポイントやドリフトダイビングを楽しむこともあります。
つまり同じ慶良間でも、認定レベルや経験によってダイビングスタイルを変えることができます。
AOWを持っていると何が変わる?
AOW(Advanced Open Water Diver)を取得すると、一般的に30mまでの深度を経験できるようになります。
沖縄には20mを超える場所に見どころがあるポイントも多いため、AOWを持っていると選択肢が広がります。
特に、
- 深場の地形ポイント
- ドロップオフ
- 流れのあるポイント
- ドリフトダイビング
- 水深20〜30m付近に見どころがあるポイント
などを楽しみたい方にはAOWが役立ちます。
ただし、AOWの認定があるからといって、どこのポイントへも必ず行けるわけではありません。
実際のダイビングでは、経験本数だけに捉われず、中性浮力を取る技術、エアの消費量、最後に潜った時期、当日の海況なども重要です。



万座のドリームホールはAOWが必要?
万座を代表する人気ポイントのひとつがドリームホールです。
サンゴの棚に開いた縦穴から潜降し、深場の出口へ抜けていくダイナミックな地形ポイントで、水深はおよそ27〜30mになります。
そのため、TERIYAKI DIVERZでは基本的にAOW以上のダイバーを対象としています。
OWDの方でも万座で潜ること自体は可能ですが、ドリームホールには入らず、認定レベルに合った別のポイントをご案内します。
万座はドリームホールだけではなく、サンゴ、砂地、マクロ生物などを楽しめるポイントもあります。



ドリフトダイビングにはAOWが必要?
必ずしも「AOWでなければドリフトダイビングができない」というわけではありません。
ただし、流れのあるポイントでは、
- 中性浮力
- 自由潜降・浮上時のコントロール
- ガイドについて泳ぐ能力
- エア管理
- SMBを使った浮上への理解
などが重要になります。
そのため、認定カードだけではなく実際の経験とスキルを確認して、ダイビングスタイルを判断します。
特に流れの速い日や外洋ポイントでは、AOW以上であっても経験が少なければ、より穏やかなポイントを選ぶことがあります。
安全が最優先です。
OWDのままでいい人
次のような方なら、無理にAOWを取得してから沖縄に来る必要はありません。
- 沖縄で初めて潜る
- サンゴ礁や白い砂地を楽しみたい
- 慶良間でのんびり潜りたい
- 深場や強い流れには興味がない
- まだOWDを取ったばかり
まずOWDの範囲で経験を増やし、中性浮力やエア管理に慣れてからAOWへ進むのも良い方法です。



AOWをおすすめしたい人
逆に、次のような方ならAOWを取得する価値は大きいです。
- 万座のドリームホールに潜りたい
- 20mより深いポイントに興味がある
- 地形ダイビングが好き
- ドリフトダイビングに挑戦したい
- 沖縄のいろいろなポイントで潜りたい
- 今後海外でもダイビングを続けたい
AOWは「上手なダイバーになった証明」というより、経験できるダイビングの幅を広げるためのステップと考えると分かりやすいです。
沖縄でAOWを取得するのもおすすめ
沖縄旅行の中でAOWコースを受講することも可能です。
PADI Advanced Open Water Diverコースでは、通常5本のアドベンチャーダイブを行います。
必須となるDeepとNavigationに加えて、ボート、ドリフト、Peak Performance Buoyancyなどから選択できます。
沖縄の海で実際にさまざまな環境を経験しながらAOWを取得できるので、そのまま今後のファンダイビングにも活かせます。
結局、沖縄ダイビングにAOWは必要?
沖縄でダイビングするためにAOWが必須というわけではありません。
OWDでも慶良間諸島をはじめ、十分に沖縄の海を楽しめます。
ただし、
OWD = 楽しめるポイントはたくさんある
AOW = 選べるポイントとダイビングスタイルがさらに広がる
と考えると分かりやすいでしょう。
特に万座のドリームホールや深場の地形、よりアクティブなドリフトダイビングを楽しみたい方には、AOWをおすすめします。
TERIYAKI DIVERZでは、認定レベルだけでなく、経験本数や最後に潜った時期、希望するダイビングスタイルを確認したうえで、その日の海況に合ったポイントをご案内しています。
「OWDだけどこのポイントに行ける?」
「AOWを取った方がいい?」
「自分の経験なら慶良間と万座どちらがいい?」
という方も、お気軽にご相談ください。







